日本人であれば誰しもが当たり前のようにしている「入浴」。
お風呂に浸かるという文化は日本独特の文化です。
その入浴ですが、入浴が原因で肌トラブルを引き起こしてしまうことはご存知でしょうか?
今日から入浴法を見直して美肌を手に入れましょう。
長湯が乾燥を招く?
ダイエットや美容のために、半身浴が良いと長い時間湯船に浸かっていることはありませんか?
半身浴はじんわりと汗をかくことによって毛穴の汚れや身体の老廃物、また脂肪などを落としてくれます。
そのため、美容やダイエットに気を使う方たちから人気のある入浴法です。
しかしながら長い時間湯船に浸かっていることが返って肌の乾燥を招いてしまう場合があるのをご存知でしょうか?
半身浴のメリットでもある毛穴の汚れを落とすという効果は、長時間汗をかくことにより肌に必要な皮脂や保湿成分も一緒に流れ落としてしまいます。
不要な皮脂が落ちてしまうのは美肌に良いでしょう。
しかしながら肌に必要な皮脂まで落としてしまうということは、肌のバリア機能を洗い流しすぎているということです。
かえって肌の乾燥やトラブルを招く行為となるのです。不要な皮脂が落ちる、適度な入浴時間が大切なのです。
黒ずみの原因は体の洗い方が原因?
また体を洗う際に堅いボディタオルなどでゴシゴシとしていませんか?
刺激を多く受けている肌は、肌のターンオーバーが崩れてしまい正常に肌細胞が作られなくなってしまいます。
元々黒ずみの原因は、肌を守る防御反応が働いてメラニンが過剰に作られることなどで起こる現象です。
頬杖をつくことで肘の黒ずみ、下着の締め付けにより締め付けていた部分に黒ずみが起こります。
その黒ずみを落とそうと思ってゴシゴシとボディタオルで落とそうとする行為は、逆に肌の黒ずみを悪化させてしまう原因になるのです。
黒ずみを改善するためには、刺激を抑えて肌のターンオーバーを整えてあげることが必要なのです。
お肌に良い入浴方法とは?
お肌に負担をかけない入浴方法は40度ほどのぬるめのお湯に15分入浴するのが良いでしょう。
熱すぎるお湯を使うと肌に負担がかかってしまい乾燥を招きます。
身体が温まった気がしない方は、あがる直前に温度を少し上げて3分くらい温もってあがると良いでしょう。
またバスソルトなどを併用するのも良いでしょう。お湯のみの場合より体の温もりを感じていただけます。
体を洗う際はお顔と同様にしっかりと泡立てた泡で優しく洗いましょう。
ゴシゴシと擦るのではなく、優しく泡で包み込むようにすると良いでしょう。
お風呂上がりの肌の乾燥も美肌の大敵なのでクリームなどを使い保湿を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたは肌トラブルを招く入浴の仕方をしていませんでしたか?
「私はシャワーしかしないから大丈夫だわ」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
湯船に浸かることは汚れを落とすだけでなく、副交感神経を刺激し眠りの質をあげたり、血行促進をしてくれるなどメリットはたくさんあります。
ぜひ今日から入浴方法を見直して美肌を目指しましょう。