美肌ホルモンという言葉を聞いたことはありますか?
聞いたことがない方は「えっ?美肌になれるホルモンがあるの?」と思われますよね。
この美肌ホルモンは私たちの美肌や美髪を作り出してくれているのです。
今回はこの美肌ホルモンについてご紹介いたします。
美肌ホルモンとは?
美肌ホルモンと呼ばれているホルモンは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」のことです。
女性ホルモンには、この「エストロゲン」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があります。
プロゲステロンは妊娠を助けてくれるのに対して、エストロゲンは女性らしさを作ってくれるホルモンなのです。
このエストロゲンと上手く付き合うことができれば女性らしさも高まるということです。
エストロゲンは、生理や排卵と大きく結びついていますが、こんな働きもしてくれます。
エストロゲンはコラーゲンの生成を助け、ハリのある肌を育て髪の健やかな成長を促してくれています。
また、バストに対しては皮下脂肪を増やして丸みのある綺麗なバストを育みます。
その為別名で「美肌ホルモン」とも呼ばれているようです。
しかしながら、このエストロゲンは初潮を迎える頃から28歳頃まではどんどん増え続けます。
そこから30歳頃をピークに減少が始まってしまいます。
40歳を過ぎるとどんどんと減少していき、閉経を迎えるとゼロになると言われています。
実は、年齢だけでなくエストロゲンが減少してしまう原因は他にもあり、喫煙・ストレス・夜更かし・冷え・水分不足などが挙げられます。
美肌ホルモンをバランスよく増やす方法
では、エストロゲンだけが増えればいいかと言われれば、それも違います。
エストロゲンが過剰すぎると「子宮筋腫・子宮内膜症・乳がん・子宮体部がん」にかかりやすくなってしまうと言われています。
その為エストロゲンとプロゲステロン2つのホルモンのバランスがとても重要になってきます。
2つのホルモンのバランスが崩れると無月経や肌のハリやツヤが失われていく原因ともなります。
エストロゲンをバランスよく保つには、食事・適度な運動・睡眠が大切です。
食事
納豆や豆腐に含まれる、「大豆イソフラボン」は、エストロゲンに似た働きをしてくれます。
また似た働きをしてくれるだけでなくエストロゲンが過剰になっていると減らしてくれる役割もします。
その為、ホルモンバランスを保つのに最適なのです。
運動
ストレッチなどで適度な運動をして血流改善とリラックス効果でバランスを取りましょう。
エストロゲンの分泌を促すのには下半身を動かすことが重要です。
座り仕事が多い方は特に腰に負担がかかってしまい、太ももの裏が圧迫されて血流が悪くなっている場合があります。
仕事の合間などに深呼吸しながらゆっくりと前屈をしたり、スクワットを数回してみるなど下半身を動かすことを意識してみると良いでしょう。
睡眠
最後は、良質は睡眠が取れるようにしてみましょう。
部屋は早めに暗くし、12時までには寝るようにし、最低6時間は睡眠が取れると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホルモンのバランスが崩れるとニキビなど肌荒れの原因ともなります。
そして美肌ホルモンは美肌を作るだけでなく体の様々な個所に影響を与えます。
ホルモンバランスのことも意識して体の内側からも美肌を手に入れていきましょう!