痩せればいいってもんじゃない!「シンデレラ体重」の危険性とは?

自分の体重は標準的なのか、それとも太り気味なのかという問題は誰しもが気になりますよね。

農林水産省の定めによると、BMI18.5~25が標準体型とされています。

BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算することができます。

標準体重は、高血圧や高脂血症、肝障害などの有病率が低くなるとされる体重であり、あくまでも見た目ではなく健康上の目標値になります。 

そんななか、外見が美しく見える女性の理想体重として提唱されたのが「シンデレラ体重」です。

シンデレラ体重まで体重を落とせば美しいスタイルを手に入れることができると思っている方も多いと思いますが、実は体にとってはとても危険であることをご存知でしたか?

今回は、シンデレラ体重の計算法と、その危険性について詳しく解説していきます。 

 

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シンデレラ体重とは? 

シンデレラ体重は、身長(m)×身長(m)×20×0.9で計算することができ、BMI18に相当する体重となります。

日本人女性の平均身長である158cmで計算すると、標準体重が54.9kgであるのに対し、シンデレラ体重は44.9kgとなり、10kgもの差が生じることになります。

適正体重は10kgも多いのにも関わらず、「少しでも体重が少ない方がいい」という誤った認識によりシンデレラ体重を目指すことによって、体には様々な弊害が生じてしまうことになります。 

 

低体重により体に現れる症状とは? 

・月経異常 

低体重による体調不良で最も多い症状が月経異常です。

生理不順や経血量の減少などの症状が現れ、場合によっては将来的に妊娠・出産ができなくなるという可能性もあるのです。

また、生理を起こす女性ホルモンが乱れることによって、他のホルモンにも異常が生じるおそれもあります。 

 

 

・筋力低下とそれに伴う弊害 

体重が減ると筋肉量も低下してしまいます。

その結果血流が悪くなり、心臓病や骨粗鬆、貧血、糖尿病のリスクがあがってしまいます。 

 

 

 

・「痩せ願望」による拒食症や過食症 

少しでも体重を減らそうと考えすぎるあまり、神経性食欲不振症(拒食症)や過食症を引き起こす恐れがあります。

これらの摂食障害が慢性化すれば、無月経や低血圧、不整脈などの病気を招くおそれがあり非常に危険です 

 

まとめ

美しく見えるとされる「シンデレラ体重」を目指すことがいかに危険かお分かりいただけたと思います。

ダイエットで大切なのは、「体重を減らすこと」ではなく、「スタイルを変えること」にあります。

体重が少なくなっても、体脂肪が多ければスタイルは悪く見えます。

体重が少ないということは、必ずしもスタイルの良さには結びつきません。

痩せすぎてがりがりの体には何の美しさもないのです。

体重の数値を気にしすぎるのではなく、自分の姿を鏡で見たうえで、「健康的な体」を目指すことが、ダイエットではとても重要です。

自分の適正体重を知ったうえで、無理のないダイエットを続けていくようにしてください。 

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