ダイエットをするのなら、炭水化物はできるだけ避けたほうがいいとよく言われます。
それを受けて炭水化物抜きダイエットなど、炭水化物をまったく摂らないダイエット法も存在するくらい、炭水化物はダイエットにおいて大敵。
しかし、炭水化物といえば、ごはんやパン、麺……つまり主食ですよね。
主食を制限しなければならないダイエットは、どうしても続きにくいものだと思います。
その点、このおにぎりダイエットは違います。
なにしろ、おにぎりを食べることを推奨するのですから。
果たして本当におにぎりを食べることが、ダイエットにつながるのでしょうか。
おにぎりダイエットの方法
おにぎりダイエットは、一日2合のお米でおにぎりを作り、それを三食にわけて食べます。
個数(割合)に決まりはありませんが、朝昼夜ときちんと三食摂ることが大切です。
そして、おにぎりのほかに食べていいのは野菜だけ。
お肉や魚は避けましょう。それから、芋など、ごはん以外の炭水化物も避けてください。
おにぎりダイエットの仕組み
おにぎりダイエットの仕組みは、古来からの食生活を取り入れることによる体質改善です。
昔ながらの食事メニューにすることで、現代食によりつきすぎた脂肪などを落とすことができるのです。
昔ながらの食事というと一汁一菜ですから、もちろん野菜のほかに味噌汁をつけてもかまいません。
おにぎりダイエットの注意点
おにぎりダイエットは2週間限定
おにぎりダイエットはごはんと野菜のみを食べる、すなわち、お肉や魚を避けるダイエットです。
しかし、お肉や魚にもそれぞれ栄養があり、中にはお米や野菜では補えない成分も含まれています。
ですから、おにぎりダイエットは二週間限定、どれだけ長くても三週間で終えるようにしましょう。
おにぎりダイエット中は運動を控える
通常、ダイエットというと食事制限と平行して運動を行うことが多いです。
しかし、おにぎりダイエット中は過度な運動はお勧めできません。
なぜなら、おにぎりダイエット中にあまり身体を動かすと、食事量と運動量のバランスが崩れてしまうからです。
おにぎりダイエット中はエネルギーを生み出すお肉や魚を食べないので、エネルギーを消費する運動も控える必要があるのです。
どうしても身体を動かすのなら、ウォーキングていどにしておきましょう。
まとめ
ダイエットをするときには本来避けるべき炭水化物。
それを食べながらダイエットができるのなら、これほどうれしいことはないですよね。
炭水化物といえば主食ですから、おなかも膨れ空腹による挫折の心配もありません。
ただし、おにぎりダイエットはつきすぎた脂肪を落とすものですから、すでに普通体型の場合はあまり効果が期待できないのもたしかです。
その場合は自分にあった、別のダイエット法を探すのがいいでしょう。