徐々に春めいた季節になり、紫外線が降り注ぐ量も日を追うごとに高くなっています。
お肌に少しでも紫外線を浴びてしまうと、シミのもととなるメラノサイトのはたらきが活発になったり、長時間くすみやすい肌質に変わってしまうトラブルが…。
ここでは、いつもクリアな美肌をキープするため、日焼け止めを上手に選ぶテクニックをわかりやすくご紹介していきます。
日焼け止めにはこんなメリットが
毎日何気なく使っている日焼け止めには、実は光によるお肌へのダメージを徹底的にブロックする以外にも、たくさんの美容メリットが隠されているんです。
肌色を明るく整える
ミルクやスプレータイプの日焼け止めは、肌色を明るく補正してくれる美肌効果が期待できます。
一般的なスキンケアのあとに、日焼け止めを馴染ませると、お肌がほんのりとホワイトに染まり、ファンデーションを厚く塗らなくても、シミやシワ、くすみのカバーに一役買ってくれます。
サラサラ美肌をキープする
日焼け止めには、お肌の過剰な皮脂分泌を収れんし、毛穴を引き締めてくれる効果があります。
このメリットによって、スキンケアアイテムやメイクアップアイテムのベタつき・ヨレを防ぎ、長時間サラサラとしたなめらかな肌質に整えてくれます。
光老化やシミ・くすみの予防
日焼け止めのもっとも大きな美容メリットは、やっぱり紫外線からお肌を守ってくれること。
日焼け止めを塗ると、有効成分がお肌の表面を徹底してコーティングしてくれるため、紫外線によるダメージからお肌を守り、メラノサイトの活性化や光による老化を防ぐことができます。
紫外線は、お肌内部に存在しているコラーゲンなどの美容成分を破壊し、シワをできやすくしたり、黄くすみの原因になってしまうのですが、日焼け止めを塗るだけのカンタンステップで、これらのトラブルを未然に予防できます。
光老化も気にならない?日焼け止めを賢く選ぶために
日焼け止めの、意外に知られていなかったメリットを把握すると、毎日のUV対策も習慣化できそうですね。
続いては、シチュエーションや肌質にマッチした日焼け止めを賢く選ぶコツについて見ていきましょう。
SPFとPA表記をチェック
日焼け止めに欠かさずに記載されている、SPFとPAは、その数値によって、ベストなシチュエーションが変わってきます。
まず、日焼けによるお肌の赤みを予防してくれるPAの数値は、日常生活を送る上では35程度、アウトドアや紫外線のもとで過ごすことが多い場合は、50がベスト。
日焼け止めの表記、PAは、紫外線を受けてお肌が黒くなる反応とかかわりのある、UV-Bをブロックするためのサインで、日常にて使う場合は++以上、外出することが多い場合は+++がベストとなっています。
テクスチャーをチェック
日焼け止めには、ミルクやジェル、スプレータイプなどの種類がラインナップされています。
日焼け止めによるお肌の乾燥が気になる方や、デリケートな肌質の場合は、保湿成分がブレンドされていることの多いミルクorジェルタイプがおすすめ。
お顔とボディの日焼け止めをひとつのアイテムで手軽に行いたい場合は、細かなパーツにもサッとなじみ、使い方もカンタンなスプレータイプがマッチしています。
配合成分をチェック
日焼け止めは、単に紫外線からお肌を守るだけではなく、美容成分がプラスされていた方が、お肌に実感できるメリットも多くなります。
PAやSPFの数値、テクスチャーをチェックしたら、どんな美容成分が配合されているかも一緒に確認しておきましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンといった美容成分がブレンドされた日焼け止めは、紫外線をブロックしながら、乾燥やエイジングサインの解消・予防効果も期待できますよ。
まとめ
これからの季節は、日焼け止めがマストアイテムになるタイミングでもあります。
外側からの日焼け止め対策と、カラダの内側から光老化を防ぐ、ビタミン群の摂取で、いつもクリアな美肌を維持できるよう、努めていきましょう。