洗顔料をしっかり泡立てて、さぁ顔を洗うぞ!という時、皆さんはどこから洗いますか?
頬に泡を乗せてからクルクルを泡を顔全体に広げていくという人が多いのでは?
実はその方法は肌の乾燥、シミといった肌トラブルの原因になってしまいます。
今回は、洗顔の時の順番についてご紹介していきます。
洗顔の順番は「皮脂の多い部分から」が基本
洗顔料の泡はお顔に乗せた瞬間から汚れを浮き上がらせてくれます。
そのため、1番初めに泡を乗せるのは汚れ(皮脂)の多い部分からというのが基本です。
まずは、皮脂が多く毛穴がつまりやすいTゾーンから泡を乗せ、その次にUゾーンへ。
皮膚の薄い目元や口元は最後にサッとなでるように泡をなじませればOKです。
この順番で泡を乗せることで、肌に泡が乗っている時間に差ができるため、汚れの多い部分はよく落ちて、肌がデリケートな部分はダメージを最小限にすることができるのです。
洗顔の順番についてもう少し詳しくご紹介していきましょう。
1)手を洗う
洗顔料を泡立てる前には必ず手を洗いましょう。
手に汚れがついていると洗顔料の洗浄成分がお顔の前に手の汚れに反応してしまい、洗顔の目的であるお顔の汚れを取るという効果が減少してしまいます。
2)洗顔料をよく泡立てる
洗顔料を手のひら、または洗顔ネットに置いて、少しずつ水を足しながら空気を含ませるように洗顔料をよく泡立てていきます。
泡立ちの悪い洗顔料では肌の汚れを十分に落とせないだけでなく、肌にダメージを与えてしまうので、しっかりモコモコの泡を作るようにしましょう。
3)Tゾーンから洗っていく
皮脂の多い額に泡を乗せ、クルクルと泡を転がしながら鼻の方へ泡を伸ばしていきます。
クルクルと泡を動かしながら広げていくことで泡と肌の汚れをなじませていきましょう。
4)Uゾーンを洗う
Tゾーンの泡をクルクルと頬に広げ、そのままあごの方にも泡をなじませていきます。
肌ダメージを与えないようにするには泡をクッションにして指が皮膚に触れないように洗うことが大切です。
5)デリケートな目元、口元は最後に洗う
最後に残っている泡を目元や口元にもクルクルと広げていきます。皮膚が薄くデリケートな部分なのでやさしく洗うことを心がけましょう。
まとめ
洗顔料を乗せる順番を気にしている人は少ないかもしれませんが、洗う順番を変えるだけで肌ダメージを最小限に抑えることができます。
また、肌の汚れもきちんと落とすことができるため、毛穴のつまりによる肌トラブルの予防や改善にもなります。
ぜひ、今日から洗顔の順番にも気をつけてみてください。