コラーゲンが美肌や身体に良いことは知っている方は多いですよね。
しかしながら、そもそもコラーゲンとはどんな物質でどのように良いのか知っていますか?
知らないけど良いから摂っているという方も多いのではないでしょうか?
せっかくなので、コラーゲンとはどんな物質でどのように良いものか知ってから、取り入れていきませんか?
コラーゲンとは
コラーゲンはタンパク質の1種類です。
人間を作っているタンパク質のうちの約30%がコラーゲンとされています。
標準的な体重53kgの方の場合は約3kgがコラーゲンとなります。
コラーゲンは肌だけでなく、筋肉・髪・目・骨・内臓・関節など全身、あらゆる場所の組織に含まれています。
コラーゲンが肌で不足するとシワやたるみができやすくなります。
その他、骨や関節のコラーゲンが減少してくると関節をスムーズに動かしにくくなったり、変形関節症になることもあります。
その他にもコラーゲンは、細胞と細胞を結合して体を構成し、酸素や栄養素を供給します。
これくらい私たちの身体とコラーゲンは密接に関わっているのです。
コラーゲンは体内で作られる!
コラーゲンを摂ろうと思った時に、一般的にはフカヒレや手羽先などの食材から補おうと思う方が多いのではないでしょうか?
でも実は、コラーゲンは身体の中で作られる栄養素なのをご存知でしょうか?
体内で作られる主なコラーゲンは5つで、気になる肌のシワやたるみと密接に関わるものは「I型コラーゲン(線維性)」と呼ばれるものになります。
このコラーゲンは体内で最も多いコラーゲンで、骨や皮膚を作り弾力性をもたせてくれます。
お肌のコラーゲンの90%はこのI 型コラーゲンとなります。
しかしながら、コラーゲンを生成する量は約25歳をピークにその後は減少の一途を辿ります。
40歳前後になると18歳前後の約半分まで減少すると言われています。
体内で作られるコラーゲンを増やすためには、タンパク質やビタミンCを積極的に取り入れることがおすすめです。
コラーゲンを多く含む食材
コラーゲンを多く含む食材は大きく分けて、「動物性食品」と「海洋性食品」に分けることができます。
動物性食品には、手羽先や鶏の皮・牛筋・豚足などが挙げられます。
一方、海洋性食品では、おなじみのすっぽんやふかひれ・なまこ・くらげなどが挙げられます。
その他の食材では、ゼラチンやゼリー、プリン・杏仁豆腐などがあります。
しかしながら、コラーゲンを多く含む食材は高カロリーのものが多く、一度に多く食べることはおすすめできません。
タンパク質やビタミンCなどと合わせて、栄養バランスを乱さないように摂取することが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これから紫外線が強くなる時期です。
一時的に浴びた紫外線であれば皮膚の修復する機能により自然と修復されますが、毎日強い紫外線を浴びているとコラーゲンが分解されていきます。
美肌を保つためには、コラーゲンの生成を助けながら摂取していくことも大切ですが、今あるコラーゲンを分解しないようにしっかりと守ることも必要なのです。
コラーゲンを摂取して美肌も健康も維持していきましょう!